本日24日は日経平均は26000円台を回復し、マザーズ指数も2%を超える上昇になる等、3連休明け初日の市場は先週から大きく反発する形となりました。
今回は、コロナ禍においていわゆる「巣ごもり銘柄」として強さを発揮してきた『メルカリ』を分析していきます。
メルカリについて
- 株価:4580円(11/24)前日比 +8.27%
- 時価総額:7183億円
- 事業内容:お馴染みフリマアプリのメルカリ。メルペイなどスマホ決済サービスも。
前回取り上げたマネーフォワード同様、事業拡大優先で赤字が続いており、成長性に期待され株が買われています。マザーズに上場している企業の中で時価総額が最も大きく、指数に与える影響も大きいためマザーズ市場に上場している株を触っている人ならホルダーでなくても値動きはチェックしておきたいところ。
テクニカル分析
メルカリの日足チャートです。
出来高と価格帯別出来高(チャートの左側に表示されてるやつ)に注目してみます。
あくまで想像ですが、10月中旬以降株価は10日移動平均線の下を這うように下落トレンドが続いていたので、その流れの中で4200~4400円前後の値段で空売りを仕掛けていた投資家が、予想外の猛反発によって損切りの買い戻しを行った事が、後場の更なる株価と出来高の上昇に貢献したかなと思っています。
この仮説が正しければ、今後株価が25日移動平均線を超えてきた場合、売りの出来高が多い価格帯である4850円前後の値段まで反発してくる可能性が見えてきます。ただ、この価格帯は買いの出来高も多くまたちょうど75日移動平均線に当たるところになり、一つの節目として意識されそうです。
まとめ
とりあえず、このまま引き続き上昇するのかどうか、様子を見た方が良さそうです。
マザーズ内で最も時価総額の大きい銘柄ですら、これだけ大きく値が動くので、慎重になり過ぎるくらいがちょうどいいのかなと思ってます。
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