『株を始めてみたけど、どの会社の株を買ったらいいのかわからない』
『ファンダメンタル分析とかテクニカル分析とか言うけど結局どれを見ればいいかわからない』
このブログではそんな方に向けた記事を書いています。
今株式市場はコロナウイルス感染拡大への懸念とワクチン完成への期待感の間で揺れています。
どの銘柄も日々の値動きが激しく、銘柄選びも売買のタイミングも難しい局面ですが、今回はそんな状況でもチャンスがあれば購入したい銘柄である『メドピア(6095)』について分析していきます。
メドピアについて
- 株価:5500円(11/20)
- 時価総額:1004億円(11/20)
- 事業内容:医師向け情報サイト、コミュニティの運営等
以下がメドピアの業績を表す指標の一部の抜粋です。
売上高変化率(前年度比) | +74.4% |
EPS変化率 | +42.3% |
売上高営業利益率 | 20.8% |
自己資本比率 | 75% |
当座比率 | 465% |
ROA | 16.9% |
ROE | 20.4% |
PER | 194.4倍 |
コロナウイルス感染拡大の影響で医療現場が逼迫している中、コロナ禍におけるマザーズブームも相まってこの今年4月から株価は3倍以上に成長してきています。
業績も好調で4期連続で過去最高収益を更新していることからも、株価がしっかり企業の実力を伴って上昇している事がわかります。
ただ、ここまでくるとこのイケイケな業績は株価に織り込まれ、今から買うには既に割高な水準まで上がっているのでは、という懸念ももちろんあります。
テクニカル分析
こちらがメドピアの日足チャートになります。
5月に発表された好決算以降一貫して右肩上がりの状態でした。
新型コロナウイルスに対するワクチン完成への期待→経済活動の正常への期待の中でそれまで買われ続けてきたハイテク株などで利確の動きが出ており、その流れを受けてこちらも10月以降は上値を切り下げている状況です。
株価の移動平均線も現在25日移動平均線の下に5日移動平均線があり、金曜の終値は25日移動平均の5443円を僅かに上回っている状態で、現状は上るか下がるか、どちらに転んでもおかしくありません。
ここでのポイントは
上値を切り下げながら、かつ下値は出来高が比較的多い5000円に支えられ、三角持ち合いを形成しているという点です。
以上のことから想定されるシナリオとしては下記2パターンと思っています。
- 持ち合いを上にブレイクし再び直近の高値である6270円を目指し上昇していく
- 株価が5000円を割り込み下落すると短期的には75日移動平均線に当たる4850円前後前で売られる可能性がある
一方こちらは週足チャートですが、株価は10週移動平均線を終値ベースでは割り込まずに持ちこたえていることがわかります。
つまり中長期的に見れば、株価はまだ上昇トレンドの中にあると解釈できます。
まとめ
以上から、メドピアを今後購入するタイミングとしては
- パターン1の場合:株価が25日移動平均を確実に上回ること、もしくは5日移動平均線が25日移動平均線の上に出ること(いわゆるゴールデンクロス)を確認して、買い
- パターン2の場合:株価が終値ベースで5000円を割り込む場合、短期的には調整局面が続く可能性が高いため、しばらく様子見
今後も注目銘柄として、株価の動きを見守りたいと思います。
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