もはやFP(ファイナンシャルプランニング技能士)3級は、全国民必修の資格と言っても過言ではありません。
日常生活での様々なお金に関する知識(社会保障の活用方法、保険の選び方、資産形成の考え方、合法的な節税など)を体系的に学ぶ事ができ、これらの知識を全く知らない人と比べてお金の面で損をしたりカモられたりする可能性を減らせるからです。
今回はそんなFP資格の登竜門であるFP3級の取得にあたり、効率的かつ確実に合格できるオススメの勉強方法を、実体験も交えて紹介します。
3ヶ月の勉強で合格する具体的方法
基本的な戦略は以下の通りです。
②問題を解きながら、わからないところは都度調べていく(目安:2ヶ月)
③過去問をひたすら解く(目安:3週間)
とりあえずテキストを1周流し読みする
はじめに全体像をざっくり把握するため、とりあえず何でもいいのでテキストを一冊読みます。
長くても1週間程度で一冊読み終えるくらいの勢いでスピード重視で読みます。
ここでの唯一かつ最大のポイントは「全部理解しようとしない」こと。
「この章ではこんな用語や仕組みについて学ぶんだな」くらいでオッケーです。
その上で全部の章に必ず目を通して下さい。
理由
- どんなに丁寧に読み込んでもどうせ一回では覚えられないから。
- 後々問題を解いていてわからない事があった時「あの辺に書いてあったな」とすぐ調べられるようになるため。
特に2つ目については、一度でも全て目を通したテキストは信頼感が芽生えますので、以後そのテキストを開く事にストレスがなくなるという効果もあります。
問題を解きながら、わからないところは都度調べていく
テキストを1周読んだら、早速問題を解いていきます。
とはいえ、一度テキストに軽く目を通したくらいで、解ける問題はあまりないと思います。
ですが、気にする事なく、わからない問題はテキスト等を見ながら、どんどん進めて行きます。
問題集もテキストと同様まずは一通り終わらせる事を目指しましょう
これを同じ問題集で何周か繰り返して下さい。
何回解いても覚えられないところや理解できないところは苦手なところなので、そこは補強して行きます。
オススメはYoutube
テキストではどうしても理解できない事があったら、その用語をYoutubeで検索してみる事をオススメします。
すると、その道のプロ(税理士や宅建士、アナリストなど)が丁寧に解説してくれている動画が見つかる可能性が高いです。
興味のある分野、得意分野から攻めていく
自分が重点的に学びたいところ、興味のあるところ、もしくは既に知識のある分野から問題集を進めていく方が、前に進んでいるという感覚があってオススメです。
過去問をひたすら解く
問題集の問題を全て理解できるようになったら、後は過去問をひたすら解いて試験の問題に慣れていきます。
FP試験は問題のほとんどが過去に出題されたものと類似しているので、過去問がある程度解けるようになれば高確率で合格できます。
目安の勉強時間は?
僕の場合平日は短い時で30分〜長くて2時間程、休日は3〜4時間程度の勉強時間だったと記憶してます。6月に入ってから本格的に勉強を始めて、9月の試験で合格しました。
元々資産運用のために株式投資をしているため金融資産についての知識は多少あリましたが、それ以外の分野はほぼ知識0から勉強しました。
FPに限らず資格取得の勉強のコツは、勉強「時間」よりもテキストや問題に触れた「回数」だと思ってます。
時間がないという人でもとにかく「1ページでも先に進める」「何周も繰り返す」というスピード感を持って勉強してみて下さい。
まとめ
・問題集を解く&わからない事はあらゆる手段で調べる、をスピード感を持ってやりましょう。
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